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京大霊長研の事実上の解体報道について

正式名称は「京都大学霊長類研究所」と言い、「人間とは何か」を研究する施設です。
付属動物園として博物館法に登録された「日本モンキーセンター」があります。
今では実現困難な、山極壽一氏と松沢哲郎氏(ゴリラVsチンパンジー)の対談を聞きましたが、夢があふれスケールの大きな話でした。
研究費不正問題が原因となり、京都大学内に於いて組織変更がなされる模様です。

研究者の傾向として、「純粋に研究したい」があり、そこによこしまな目的が入り込む隙間はないと思います。
巷間で言われているように、日本は外国と比べ研究者の研究以外の負担が大きく、このままいくと国内の研究者の質が落ちると言うのもあながち間違いではない。
また、動物実験や 研究用ニホンザル提供目的のリサーチリソースステーション(RRS) は動物愛護の観点からも完全に時代遅れとなった。

この施設では年1回公開講座が開催され、遺伝子のこと。脳のことなど。多くを学び、ブログや「ひらがな練習」などに反映してきました。
この施設のことは度々このブログで取り上げてきました。
(テーマ日本モンキーセンター&京大霊長研)
モンキーパーク 施設の概略紹介
ビデオ 付属の動物園として 4'18"以降
公開講座 サルから学ぶ 1
公開講座 サルから学ぶ 2
モンキーパークのサルのエサ分けプログラムに参加 1エサを自分の口に
モンキーパークのサルのエサ分けプログラムに参加 2
モンキーパークのフクロテナガザル
今後の個人的な予測ですが
・動物園は組織を変え存続(今でも必死に資金確保活動を行っています)。遠足利用も多い。
・研究活動はどこでもできると思いますが、チンパンジーなどの動物の移動はコスト面からも困難だと思います。
※公益法人制度改革により京都大学霊長類研究所と名古屋鉄道は関係維持が困難となり、利用者にとっては分かり難くなっています。

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