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小児科と成人診療の境目(高等部の3年間の医療受診を通して) [医療機関での報告]

小児科とは日本小児学会のホームページ で次のように定義づけしています。
『小児科医は子ども達が成人するまで見守ります』平成18年4月
それ以前は小児科は義務教育が終了するまでとされていたような気がします。
かつてメインで通院していた愛知県コロニー中央病院(現:愛知県医療療護総合センター)は昭和45年5月、「愛知県が開設した小児、障害児専門病院であり愛知県心身障害者コロニー内施設の一つである」としています。
保護者は小児科かそれ以外かと大変気を使いました。
ドクターに聞いたら、「特別な病気のため、面倒見ます」とのことでした。
そんな形式的なことより重要なことは「データの引き継ぎ」です。
次の動画は特別支援学校高等部3年間で受けた診療科目のダイジェストです。


下記は受診科目ごとにまとめたものです。
関心のございます方はそれぞれクリックしていただき閲覧してください。
期間は高等部3年間にこだわらず、記録があるもの全て。併せて受診に至った経緯など
1 小児内科受診の履歴(1)遺伝科 治療計画をコントロール
2 小児内科受診の履歴(2)遺伝科
3 小児神経科受診の履歴ポケモンショック様の症状があったため
4 言語療法発語が遅れたことから
5 整形外科受診の履歴脊柱側彎症・歩行困難から
6 成人内科受診の履歴排尿コントロールができないため
7 眼科受診の履歴知的障害の眼科検査は困難を極める
8 歯科受診の履歴知的障害児は歯科に疎くなる傾向があるため
9 耳鼻科受診の履歴
10 臨床検査科での履歴(代表的なもの)
11 放射線科レントゲン、MRI 整形外科参照のこと
12 小牧市民病院での耳鼻科受診真珠腫性中耳炎
特に断りがないものは 愛知県医療療育総合センター中央病院(現称) での記録です。

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