出穂期(しゅっすいき)と稲の花

今年の田植えは6月6日に行いました。概ね80日経過して、出穂(しゅっすい)し、その後まもなく開花しました。
他の地域と比べて稲作のスケジュールがのんびりしていると思われる方も多いと思います。それは地域の事情によるものです。
作付けしている稲の品種は「アイチノカオリ」で、晩稲（おくて）タイプです。晩稲は出穂までこのくらいの期間が必要です。ちなみに早稲（わせ）品種だと50日くらいで出穂するそうです(早場米の新米はすでにマーケットに出回っているようです)。
稲は出穂後、すぐに白い花をつけます。花弁のようなものはありません。また、咲いている時間はほんの数時間です。昆虫によって受粉されるわけではありません。

この地は、9月後半が本格的な台風シーズンで、台風による収穫量減少を避けるため、品種改良により、地域にあった稲を育てています。稲刈りは、10月になってからの予定です。デッカイ台風が来ませんように。
(また、ビデオカメラのレンズで遊んでしまいました)