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脳と脊椎側彎症のMRIの結果 [主人公の供養]

2016年11月19日のブログで小児神経科の受診とその結果は「部分てんかん」を書きました。
今回のブログは上記のブログと併せて読んでいただくと幸いです。
脳波を取った翌日に「脳と脊椎側彎症のMRI」を全身麻酔でとりました。このあたりの詳しいことは歌舞伎ジャーナル第86号 に書いています。
未公開の「脳と脊椎側彎症のMRI」のビデオと結果を以下の通りまとめました。
脳波の検査は平成20(2008)年7月15日。脳と脊椎側彎症のMRIは翌、7月16日に愛知県コロニー中央病院で実施しました。

以下、脳についてのみの検査結果等(脊椎側彎症のMRIは別の機会に)
①右の天頂部の脳波の波形が『∧』の特徴がある。
②右のセンサーの「6-8」と「8-10」の波形の間隔が部分的に狭いところがある。
③脳のMRIには「キズ」や「変わったところ」はない。

診断
検査結果及び症状を照らし合わせると「部分てんかん」ではないか。
脳のごく一部の箇所に発作が始まり、それが脳全般に伝わってひきつけを起こしていると思われる。

この病気の現れる確立
上の文章でも記載されているとおり、「人口10万あたりほぼ200~300人といわれており、比較的多い病気です」
それでは、歌舞伎症候群に当てはめると
 MIM %147920をみても、てんかんとの関連性にはふれられていません。また、歌舞伎症候群の8つの関連特徴にもてんかんは入っていません。ただし、過去に何度も紹介している北米のアンケート結果では30%に発作の経験があると報告されています。 また、ネットワーク内の議論の場で「てんかん」や「発作」はよく話題になります。ただし、内容は明らかに「てんかん」に相当することだと思いますが、英文で「てんかん」に相当する「Epilepsy」は余り使われません。文化の違いでしょうか。

治療方法
愛知県コロニー中央病院のホームページにてんかんの分かりやすいページがありますので参考にしてください。
お薬は「テグレトール」を処方していただきました。