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サランラップ巻き [医療機関での報告]

新種の『海苔巻き』の話ではありません。昨日のお話です。
歌舞伎症候群の症状の1つに「脊椎側彎症(せきついそくわんしょう)」があることは前からも時を見て触れてきました。
この症状は大雑把に言うと『背骨が左右に曲がっている』症状で、放置すると将来、内臓に障害が発生する恐れがある。
治療方法は『コルセット』を誂え矯正する。この『コルセット』のかたどりの方法が
①体にラップを巻きつける。
②その上から速乾性の石膏を巻く。
これで体のかたどりが終了。

7才頃から毎年作っている。この8月には18才となりもうそろそろ骨も固まってきた頃と思うので、これが最後かもしれない。
コルセットはメッシュでできているが、夏は強烈に蒸れるようだ。

ビデオで見ると次の通り(平成24年10月30日撮影)


(テーマコルセットの採寸等)
平成17年5月24日8歳 3代目コルセット プラスチック製
平成17年11月11日9歳 定期健診
平成18年3月3日9歳 寝た状態でかたどりを実施
平成20年5月27日11歳メジャーを用いて採寸…ビデオ
平成20年6月12日11歳 上記を装着…ビデオ
平成21年5月25日12歳 このときから立って『サランラップ巻き』で…ビデオ
平成22年12月14日14歳 小児神経科&整形外科の受診
平成23年11月15日15歳
平成24年10月30日16歳

余談ですが、オリンピック100m走 金メダリストのウサイン・ボルトは脊椎側彎症でしたが、筋肉を強化することで克服したそうです。
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