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学習発表会にそなえて…地元「文化財探訪」 [学校行事など]

今日はいわゆる秋の遠足です。目的は11/22(土)に行われる学習発表会の内容固めです。
内容は、修学旅行(京都・奈良)を絡ませて「書院造り」についてだそうです。
修学旅行では、金閣寺、二条城、清水寺、東大寺や法隆寺などを訪問しました。
比較対照とする地元の文化財は次の2箇所で、クラスの仲間5人と先生1人と訪問しました(因みに学年全員で131人で、25のグループに分かれ、それそれが独自の計画を立てます)。
① 臨済宗妙心寺派の古刹「青龍山 瑞泉寺」
② 有楽苑(国宝茶室如庵)

①雲水の方による「青龍山 瑞泉寺」の概略説明は次のようです。
・開山して593年経過したこと。
・修行寺であること。座禅を見せてもらいました。
・お寺全体が書院造りで、特に庭造りが「龍安寺の枯山水石庭」のようであること。

座禅に挑戦! / 枯山水


 


  瑞泉寺で歩き回ります。



このグループの中に、通称「てっちゃん」正式には『鉄道マニア』がひそんでいました。どうも彼がリーダーのようで、最初から行動に不自然なところがあるなと感じていましたが、 彼の構想の中にもうすぐ廃止になる『犬山モノレール』の写真撮影もスケジュールに密かに組み込まれていることが判明しました。
下のビデオは今日の仕業点検中のモノレール


②は担当の方に説明していただきました。
・庭園・有楽苑には、国宝茶室「如庵」、重要文化財「旧正伝院書院」、古図により復元された茶室「元庵」、新しく建てられた茶室「弘庵」などがあること。「弘庵」には水琴窟があります。
・目的は隠居の寝室であること。
・京都⇒東京⇒神奈川⇒犬山と3回の移築を経たこと。
建物の内部は土間庇袖壁の窓からしか見えず、床の間は角度的によく見えませんでした。
書院造りの観点からは「旧正伝院書院」や「弘庵」の方が判りやすい。

観光ポスター / 観光ポスターのパクリ


  


国宝如庵 / 記念写真


 


国宝如庵の床の間



如庵にて



「旧正伝院書院」で飽きてあくび




お昼ご飯は、犬山城が望める木曽川河畔(名勝木曽川)でいただきました。

犬山城をバックにお弁当/犬山橋・旧城山荘方面    


 


上の写真の撮影ポイントは、下の銭湯の壁画(モザイクタイル画)の犬山城左下、松並木で撮影したものです。

地元の文化財資源のNO.1は犬山城ですが、今回の学習発表会では俎上にもあがらないそうです。京都や奈良には戦国時代のお城が現存しないからでしょうか。
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